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2020年

2020年12月29日

瀬戸市デジタルリサーチパークセンターにて、
コロナ禍におけるオンラインを使った新たな授業の試み

当社は、瀬戸市デジタルリサーチパークセンター(以下、DRPCと略します)の指定管理を
愛知県瀬戸市より受託しております。

この度、12月5日(土)と12日(土)に
「~目指せ!未来のエンジニア~ Programming Camp in SETO」
をDRPCにて開催いたしました。
主催:DRPC
共催:瀬戸市


現在は新型コロナウィルス感染拡大防止のため様々なイベントが中止されたり、
学校においても授業が通常通り行われないなど、大きな影響が出ており、
オンライン会議システムを利用したイベントや遠隔授業などがさかんに行われております。

このような情勢をふまえて、DRPCではオンラインとリアルを融合させた新しい形の講座を
下記2講座実施いたしました。

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◇A講座 4種類の小さなコンピュータで同時にプログラミング
<講座内容>
micro:bit、HaloCode、CircuitPlayGround、Web:Bitの4種類の小さなコンピュータを
使います。まずはカードを使ってプログラミング的思考の基本ルールを学び、
次に4種類のコンピュータで段階的に確実にプログラミング的思考を身につけます。
受講対象:小学5・6年生
<協力>
久留米大学/team.csv
<企画・監修>
木下和也(久留米大学 教授)
<特徴>
オンライン会議システムZoomを使い、福岡県久留米市の久留米大学とDRPCをつなぎ、
遠隔地の久留米大学の学生サークルteam.csvの学生メンバーが瀬戸市の子供たちに
4種類のコンピューターボードを使ったプログラミングの授業を行うという試みを
行いました。この講座の内容は学生たちが考え、作り上げ、実際に講師として
子供たちにオンラインにて授業を行いました。

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◇B講座 コードモンキーとキュベットで遊びながら楽しく学べる初めてのプログラミング
<講座内容>
世界の各地で開発されたツールを使って、ゲームを楽しみながら自然にプログラミングの
コードが理解出来ちゃいます。
九九サイコロとプログラミング体操(日本)、木製ロボット・キュベット(イギリス)、
プログラミング学習ゲーム・コードモンキー(イスラエル)の4つの学習ツールを使いました。
まずは九九サイコロで掛け算のロジックを学び、プログラミング体操でプログラミングの
考え方を学びます。次に木製ロボット・キュベットを使ってプログラミングを行い、
最後はコードモンキーを使ってパソコンでプログラミングをします。
本講座は兵庫県姫路市のプログラミング教室「ソライロ」様と接続し、瀬戸市のDRPCから
授業を配信し、2拠点同時に授業を行うという試みを行いました。
受講対象:小学1~4年生
<協力>
豊橋技術科学大学/(株)講談社パル/プログラミング教室「ソライロ」/
ジャパン・トゥエンティワン(株)/プリモトイズ
<企画>
高嶋孝明(豊橋技術科学大学 教授)/廣野清美(講談社パル)
<監修>
三浦謙一(国立情報学研究所 名誉教授)
<後援>
国立情報学研究所
<特徴>
オンライン会議システムZoomを使い、瀬戸市DRPCで行われている講座の内容や
会場の風景を配信し、遠隔地の教室では見ているだけではなく実際に同じツールを使って
双方で内容を同期しながら同じ講座を行うという試みを行いました。
また、1回の授業で体を使ってプログラミングの考え方を学び、次にロボットに
プログラミングし、最後はパソコンを使ったプログラミングまで、これほど多くのことを
一つの講座で学ぶという、これまでにない充実した内容であることも大きな特徴です。

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今後とも、DRPCでは新たな生活習慣にあわせた、新しい時代の学習方法を考え、
最新技術を取り入れながらより良い学習環境を提供できるようにしていきます。

当社は瀬戸市企業アンバサダーとして、DRPCから様々な形での情報発信や
他地域との交流を行うことで、市のイメージアップ・認知度の拡大を図って参ります。


(問い合わせ先)
瀬戸市デジタルリサーチパークセンター
愛知県瀬戸市幡中町211-1(瀬戸デジタルタワー横)
0561-87-3100
http://www.drp.jp


イベントチラシ


2020年12月5日(土)実施 A講座の様子



2020年12月12日(土)実施 B講座の様子


姫路会場の様子はこちら